吹奏楽部の地域移行に向けて市内4ブロックで行われている合同練習会= 南中 (2024/09/20)
米山プリンセスの認証を願いながら、手刈りをする越乃リュウさん=18日、 市内西山町内方 (2024/09/19)
弥彦や角田山、佐渡が見渡せる絶好のロケーションの「佐渡見平コスモス 畑」=14日、市内笠島 (2024/09/18)
>>過去記事一覧
市議会2月定例会は七日の本会議で1日目の一般質問が行われ、霜田彰氏(市民クラブ)が上越―柏崎―長岡間のミニ新幹線構想を取り上げたのに対し、西川市長は市民の利便性や都市としての力をつけることを理由に挙げて、実現への強い意欲を改めて示した。
霜田氏は「ミニ新幹線は柏崎―長岡間の時間を5分くらいしか短縮せず、東京方面へはやはり長岡で乗り換えなければならない」などと指摘し、市民への利点が少ないとした。また「どれだけの財源負担になるか分からないので、柏崎が率先してやるべき事業か疑問だ。県にとっては重要な事業なので、県がやる事業ではないか」とただした。
市長は「東京へ行く時、長岡の乗り換えでホームが違って煩わしいとか、待ち時間が長いなどの声が聞こえる。時間短縮はわずかでも、同じホームで乗り換えられるなど間接的なプラス面を期待できる」とし、「柏崎が都市としての全体的な底力を保つためや、企業誘致の有利さにつなげるためにも、どうしても実現を目指す価値はある」と答えた。また「このまま行くと、新潟県は(高速鉄道の空白域で)2つに分断され、北陸・関西方面の客にも大きな支障をきたす。県にとっても極めて重要なテーマだ」と述べた。
事業主体の問題については「どこが事業主体になるか、財源をどう分担するかなどの議論ができる段階まで早く持っていくことが大事」と答えた。
(2001/ 3/ 7)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。