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7日午後開かれた市議会2月定例会本会議の一般質問で、金子錦弥氏(朋友会)が国営土地改良事業として建設が計画される高柳町・栃ケ原、市内・市野新田、西山町・後谷の3つのダムの進ちょく状況などを取り上げた。また、市野新田ダムと鵜川ダムとの関連についてもただし、西川市長はそれぞれのダムの必要性から予定通り推進されることを強く要望していると述べた。
金子氏は「平成6年、11年の水不足による稲作への影響が柏崎刈羽地域産米の品質低下の要因になったといわれる。この解決のためにも1日も早い農業用水確保が望まれる中で、工事着工に向け、3つのダムの進ちょく状況はどうか」とただした。
西川市長は「全体の事業費として約440億円が予定され、平成12年度末までに約56億円が投じられた。事業費ベースでいえば、約13%消化したことになる。13年度には15億5000万円の予算が計上される見込みで、これからさらに急ピッチで事業展開を図っていきたい」と答弁した。
市長は、3つのダムのうち、栃ケ原は現在、付け替え道路工事とダムの詳細設計の段階で、13年度に本体着工、18年度の完成を予定しているとした。また、後谷は付け替え県道と町道の設計、用地測量が行われており、15年度に本体着工、20年度の完成予定。市野新田はダムの基本設計と詳細設計、用地交渉が進められ、13年度に用地買収に取り掛かり、本体着工は16年度、20年度に完成予定だと説明した。
金子氏が「同一地域に、市野新田ダムと鵜川ダムの2つが整備されることに疑問の声があるというが、現地の実情や地域住民の苦しみが分からないのではないか」とした。これに対し、市長は「いうまでもなくそれぞれ別の事情から2つのダムの必要性が起きている。現在、県の河川流域懇談会で審議されているが、2つのダムは明確な、そして地域からの強い要望があって長年にわたる取り組みをしているもので、市としては当然のことながら2つのダム建設が予定通り推進されることを強く願っている」と答えた。
(2001/ 3/ 8)
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