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市内藤橋、新潟工科大学(丹野頼元学長)に4日、学術交流を結ぶ中国・ハルビン理工大学から訪問団(団長・趙洪副校長)の5人が訪れ、今後の交流促進について懇談した。ハルビン側は単位の相互認定など提携強化を提案した。
工科大は開学翌年の1996年、ハルビン理工大と覚書に調印した。同理工大は学生数1万4,000人。修士、博士課程も開設し、基礎研究、応用技術の領域を総合的に行っている。交流は教員の相互訪問、工科大生のハルビン訪問、ハルビン側客員研究員の受け入れを中心に実績を重ね、昨年は理工大の創立50周年式典に工科大が交流団を派遣した。
懇談会には工科大側から丹野学長ら10人が出席。ハルビン側は中国の世界貿易機関への加入に伴い、教育を重要テーマと位置付け、ロシア、イギリス、カナダ、日本の他大学と提携を進めていると説明。昨年から3年生または4年生が海外の大学で1,2年学ぶ方式を本人負担で設けたことから、趙副校長は「本学には毎年5,000人が入学する。新潟工科大学を希望する学生は少なくないと思う」と述べた。両大学の単位の相互認定が前提だとし、交流拡大に向け、教員の長期派遣、工科大教員による短期講座の開設などを提案した。
工科大の丹野学長は「良い提案をいただいた。学術交流がより盛んになるよう努力する」と答えた。この後、一行は5日にかけて学内、市内見学を行った。
(2001/12/ 5)
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