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東京電力の桝本晃章副社長は11日、同社柏崎刈羽原発で記者会見し、同原発4―7号機を今年度内に運転停止すると発表した。現在、同原発1―3号機は定期検査や、トラブル隠しに伴う点検で止まっている。8月10日から定検を始めた3号機はシュラウド(原子内隔壁)の点検が今月中に終わるものの、運転再開の見通しが立っていないことなどから、来年3月には1―7号機の全基が止まる可能性が出てきた。
説明では、4号機は1月7日から、6号機は1月27日から定検に入る。5号機は4月予定の定検を3月上旬に、7号機は9月予定の定検を3月末に前倒しする。また福島第1、第2原発も4月上旬までに順次停止することに伴い、東電の3原発17基の停止により電力不足になり得ることも想定し、同社が電力を供給する関東圏(1都8県)で節電キャンペーンを行う。また需給調整契約先の大口需要家には今後の計画的な供給中断もあることを説明する。冬場の節電キャンペーンは第1次オイルショック時の1973年以来。
今年8月末の原発トラブル隠し公表以来、柏崎・刈羽では、停止した3基以外にも、5号機を中心に点検停止の要請が続いてきた。11月28日には平山知事が、全号機を停止して国の責任で安全を確認するよう平沼赳夫経済産業相に求めた。西川市長も市議会12月定例会の一般質問答弁で「われわれの気持ちを代弁してもらった」と述べていた。
(2002/12/12)
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