PHOTOニュース

高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

>>過去記事一覧
東電、6号機再開要請終える

 東京電力の桝本晃章副社長らは23日、県・市に続き、刈羽村役場に品田村長を訪ね、東京電力柏崎刈羽原発6号機の定期検査の結果を報告し、運転再開を要請した。

 要請では近藤議長、太田副議長も同席した。桝本副社長は6号機は22日までに起動前の国の全検査が終わったと述べ、「再発防止策を含めた品質管理の向上をしながら、原子炉の起動に入らせてほしい」と求めた。品田村長は「国の安全宣言をけじめととらえ、納得を得て動かすことが大事」とし、「大臣のコメントで『原子力安全・保安院からしかるべき人が説明に行く』とあった。それらを踏まえ、答えを出したい」と述べた。

 同村長は面会後、報道陣に対し、「国が安全を保証できるか確認し、判断の前提にしたい。合理的に納得できる前提がそろうことが大事」と述べ、「一連の事件を通して、電力会社、規制当局について安全の確度が上がった」と評価した。

 この後、桝本副社長らは東電ビジターズハウスで会見を行い、「運転再開をあせっているとの指摘もあるが、我々は精いっぱい点検、補修に取り組んでいる。『何かあったら立ち止まれ』とも言っている」と理解を求めた。議会・住民への説明会で地元の理解を得る努力はしてきたと述べ、6号機については「行政の長にお願いをしたことで、その返事は住民の総意としていただけると思う」と述べた。三首長から容認の返答が得られれば、原子炉起動は即日もあり得るとした。

(2003/ 4/24)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。