PHOTOニュース

県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

>>過去記事一覧
狐の夜祭り、12日に高柳で

 歩いた人から狐(きつね)の気分ーー。幻想的な雰囲気で多くの人を魅了する高柳町の「狐の夜祭り」(企画・ゆめおいびと、主催・同実行委員会)が今年も12日に、同町の栃ケ原、漆島で行われる。

 この祭りは、地域活性化を目指していた町の中堅・若手有志が富山県利賀村のイベントで、独特な狐の絵を描く富山県の画家・古川通泰さんと知り合ったことをきっかけに、町内に残る狐伝説と結びつけて1989年に創作した。白装束に狐の面をつけ、ちょうちんの明かりを頼りに山道を歩く姿は幻想的で、大勢の見物客が訪れている。

 祭りは午後1時から、栃ケ原会場での狐のもちつきからスタート。神社めぐり、じょんのび輪舞(ろんど)によるよさこい踊り、黒姫神社神楽会による獅子神楽の奉納、高橋幸男さん(門出)によるマジックショーに続いて、おなじみの畳1枚の大油揚げづくりで雰囲気を盛り上げる。また柏崎青年会議所による「まちしるべ」除幕式も行われる。

 祭りのハイライト、約3キロの山道を歩くちょうちん行列は午後5時から。今年は約300人が参加し、1番後ろは中学生がススキの穂でつくった狐のしっぽを持って歩く。漆島到着は午後6時半の予定。漆島会場では大油揚げの振る舞い、狐の踊りに続いて、高柳の創作和太鼓・和(いずみ)の会、伊豆七島・神津島の「神津太鼓」が演奏を披露する。神津島は、祭り誕生のきっかけとなった利賀村でゆめおいびとメンバーらが91年に島の商工会関係者と親交を深めて以来の交流が続いており、これまで高柳から島のイベントに5回参加。神津島の人たちも過去3回、狐の行列に加わっているが、太鼓の披露は今回が初めてだ。

(2003/10/ 8)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。