PHOTOニュース
水球の日本選手権に出場するブルボンKZ男女の壮行会=9日、まちから (2024/10/10)
特定行為研修センター第5期生の入講式=国立病院機構新潟病院 (2024/10/09)
掘り出し物がずらりと並んだ蚤の市=6日、市内青海川の風の丘・柏崎コレクションビレッジ (2024/10/08)
>>過去記事一覧
クラシックと創作バレエが寺院で共演
ドイツの世界的なオーケストラ、バンベルク交響楽団のメンバーでつくる弦楽4重奏団が1日、市内大久保2の勝願寺(大藤赴麿住職)でチャリティー演奏会を行い、本堂を埋めた約280人の聴衆を魅了した。
同交響楽団は2度目の来日で、東京公演などを行った。世界遺産の古都バンベルク市は長岡市と友好都市交流を結ぶ。柏崎出身で長岡在住の国際的な創作バレエダンサー、メグミ・大場さんが中心メンバーであることから、2000年秋、4重奏団が初めて同寺で公演を行った。今回も難民救済活動の一環として行い、イラン大地震の被災地支援の寄付を募った。
本堂でろうそくの明かりが揺れる中、4重奏団はハイドン、バッハ、ビバルディからドイツの歌曲まで11曲を演奏。老若男女の聴衆は世界的な奏者が目の前で奏でる美しい音色に耳を傾けた。長岡出身のフルート奏者・堀井恵さんが通訳を務め、ソロ、共演で3曲を披露した。メグミさんは日本的でエキゾチックな創作バレエを弦楽とジョイントで演じた。
柏崎は2度目のチェロ奏者、カールハインツ・ブッシュさんは「ご住職や皆さまにとてもよくしていただき、幸せだ。日本のすべてが好きになった」と話し、メンバーは聴衆の熱い拍手に笑顔でこたえていた。
(2004/ 3/ 2)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。