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3首長が柏崎刈羽原発1.3号機再開容認

 平山知事、西川市長、品田刈羽村長は26日、東京電力柏崎刈羽原発1.3号機の運転再開について県庁で会談し、再開を容認することを決めた。知事は27日、東電の勝俣恒久社長に作業管理の徹底などを求めたうえで容認を伝えた。

 同原発では一昨年8月のトラブル隠し発覚後、全号機停止を経て、4基が定期検査でまだ止まったままだが、東電は1号機について2月に、3号機について今月、運転再開を認めるよう県などに要請した。再循環系配管とシュラウド(原子炉内隔壁)の両方にひび割れが見つかった号機としては初めての再開。柏崎刈羽では昨年7月の4号機以来だ。地元3首長としては、一連の不祥事問題を総括する節目となった。

 知事は再開判断で、安全面では県のチェック、国の検査などで住民の理解も含め取り組みは進んでいるとした。安心面では東電の再発防止策、改善努力を評価する一方、昨秋以降の異物問題、不適切な物品搬出、内部告発が相次いでいると指摘。「東電の品質管理が末端まで浸透し切れていない」としたうえで、「原子炉の安全運転に直接かかわるものでない。100点満点とは言えないが、再開ノーという状況でもない。合格点をクリアしている」との見解を示した。

(2004/ 3/27)

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