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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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総合高がプロジェクト発表で4年連続県最優秀

 農業科目を持つ県内の高校が研究成果を披露する第54回プロジェクト発表県大会(県学校農業クラブ連盟主催)が21日、上越市の厚生南会館で開かれ、文化・生活部門で柏崎総合の「大豆・お米の有効利用を目指して〜伝統食品からの地域おこし」が最優秀賞に選ばれた。同校として4年連続の北信越大会出場を決め、他の2部門でも2点が優秀賞となり、上位6賞の半分を占めた。

 県大会には5校から食料、環境、生活文化の3部門に13点が出場し、パソコン、プロジェクターを使って10分以内で発表した。食料部門では柏崎総合の「水稲有機栽培4年目の挑戦〜技術改善とマガモの育成」が、環境部門では「帰農〜荒れ地の再生から始まる環境保全型循環社会」が優秀賞に選ばれた。マガモの有機栽培は昨年まで連続最優秀で3年連続の入賞。環境保全は昨年に続く連続優秀賞だ。

 最優秀の「大豆・お米の―」は、無農薬栽培の病虫害大豆やくず米をみそ、しょう油に有効利用する地産地消の取り組み。規格外の大豆を使う工程などで苦労し、発表では写真をふんだんに使った。発表者の久我理恵さん(3年)らは「伝統食品で学校の人気食品を開発でき、素晴らしい賞をもらった」「先生方と力を合わせて取った賞なのでうれしい」と喜びを語った。研究は2年生が受け継ぎ、8月に本県で開かれる北信越大会に出場する。

(2005/ 1/27)

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