PHOTOニュース

大型連休でにぎわう「じょんのび村」。乗馬体験を楽しむ来場者=2日、 市内高柳町高尾 (2024/05/02)


陽光を浴び、春風に舞うこいのぼり=28日、夢の森公園 (2024/04/30)


「笑い声のあるまち柏崎」をスローガンに、市民参加型のまちづくりを呼び掛けた地域振興シンポジウム=26日、アルフォーレ (2024/04/27)

>>過去記事一覧
川村教授が角川文庫から「和泉式部日記」

 新潟産大の川村裕子教授(51)がこのほど、角川ソフィア文庫から「和泉式部日記」=201ページ、590円(税別)=を出版した。

 川村教授は2003年、同文庫「新版・蜻蛉(かげろう)日記T・U」を、05年、角川選書「王朝生活の基礎知識・古典のなかの女性たち」を出版。今年は4月の角川ソフィア文庫「更科日記」に次ぐ2冊目の発刊だ。「和泉式部日記」は王朝日記文学の傑作とされ、1000年前の歌人の恋を手紙、秀逸な和歌とともにつづる。

 同書では現代語訳で段の内容を通釈し、原文でリズムを味わい、寸評で歌の背景、恋の展開、作者の心象を解説するという構成。絵をふんだんに入れ、現代語訳、原文すべてにふりがなを付けた。「宮からのクイズ―橘(たちばな)の花」など見出しも楽しく、「魔性の女、和泉」などコラム八編も。付録では作品解説、人物キャラクター小辞典などを載せ、太字でポイントがひと目で分かるようにした。

(2007/10/ 4)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。