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柏崎産ブランド米に期待の田植えへ

 柏崎産のブランド米として期待される早期越路早生(わせ)の田植えが20日から行われる。作付け面積は昨年より約30ヘクタール多い116ヘクタール。県内一早い8月下旬の収穫・出荷を目指す。

 県内の作付けがコシヒカリに集中し、しかも近年は販売不振が伝えられる中、柏崎農協は5年前から「売れる米づくり戦略」の一環として、柏崎地方の伝統品種、越路早生の作付け拡大を提唱している。柏崎地方の気象条件に適して品質も良いことから、他の県内産米が出回る前に、おいしく、値段も手ごろな越路早生を出荷。従来は県内だけの取り扱いだったが、昨年初めて、東京、横浜をエリアとする卸売業者にも出荷した。

 農協には業者から「もっと欲しい」という要望が寄せられたが、確保してある種もみの量から、今年は市内田尻、西中通、北鯖石、中通、西山町、刈羽村の103の農家・法人が116ヘクタールで栽培することになった。農協では3月下旬に種もみをまき、市内や刈羽村内3カ所の育苗ハウスの中で育てており、20日から農家に引き渡す計画だ。

(2008/ 4/17)

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