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年始のあいさつで桜井市長(右)と面会した東京電力の小早川智明社長(左手前)=22日、市役所 (2025/01/23)


小学生を対象に行われたブルボンKZの水球体験会=19日、柏崎アクアパー ク (2025/01/22)


年始のあいさつで花角知事(右)と面会した東電の小林喜光会長(左から2人目)と小早川智明社長(左)=21日午前、県庁 (2025/01/21)

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東電が市内でも基準地震動の説明会

 東京電力の地域説明会が3日夜、前日の刈羽村に続いて市内でも開かれ、中越沖地震を受けて柏崎刈羽原発で耐震設計用の基準地震動を従来の約5倍の最大2280ガルに引き上げたことについて説明と質疑が行われた。会場の市民プラザには約100人が集まった。

 参加者からは「基準地震動がこんなに変わったのだから、設計をやり直すべき」「想定が何倍にもなったのに耐震補強ができるのか」という声が上がった。高橋明男・柏崎刈羽原発所長は「重要な設備は基準地震動による評価のほかに、建築基準法の3倍の耐震力で設計されており、今回の地震でもほとんど被災がない」と安全余裕を強調。土方勝一郎・東電中越沖地震対策センター部長は「配管や排気筒は補強が必要な部分が出てくるが、原子炉の耐震壁、基礎版などは新しい基準地震動でも十分許容値の中に収まると思う」とした。

(2008/ 6/ 4)

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