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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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五中野球部が女子二塁手擁し柏刈へ

 五中(八木一志校長、生徒数65人)で女子の二塁手を擁する野球部が、11日に迫った柏崎刈羽大会に向け、調整に励んでいる。男女の別なく練習に打ち込み、3年生として挑む最後のシーズンだ。

 柏崎刈羽中学校体育連盟(中体連)の野球部13チームで唯一の女子が同校3年の行田美晴さん。上位5チームが上越大会に進む。県中体連軟式野球専門部によると、5月現在、県内の女子選手は3人。「女子は毎年おり、全国大会まで出場できる」という。

 行田さんは小学3年から学童野球を続けた。中学進学後も、中体連では女子も野球部に登録できると知り、入部。1年生は当初1人だけだったが、秋に同級生の男子2人が入った。今年度は2、3年生9人に1年生8人が入部した。顧問からはチームメイトへの思いやり、正確なプレーを求められている。

 「野球には打ち、投げ、走る――と、ほかのスポーツにはない魅力がいっぱい。ルールが分かると、楽しさが見えてくる」と行田さん。身長156センチ。本番では「ゴロの後逸に気をつけ、ランナーを確実に進めるバッティングを心掛けたい」という。同級生で部長の北村浩太郎投手は行田二塁手を「女子というより、1人のライバル」とし、「個人個人の力は小さいが、悔いのない試合をし、団結力で勝利を目指す」と述べた。

(2008/ 6/10)

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