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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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市財政「11年度までは赤字回避」

 市議会9月定例会の一般質問が8日から始まり、初日午前、砂塚定広氏(自治研究会)が中越沖地震からの復旧・復興などで危機的状況となった市財政の見通しをただしたのに対し、会田市長は新たな歳入確保と歳出削減、基金活用によって2009年度から11年度までの3年間は一般会計の赤字を出さずに乗り切れると述べた。5月に示した試算では、地震で全号機停止中の東京電力柏崎刈羽原発が10年度に運転を再開して関連財源が復活すると仮定し、従来の事業・施策を進めた場合、09年度は約1億7000万円、10年度は約24億6000万円の赤字になるとしていた。

 会田市長の答弁は、今年度策定中の財政計画について現段階での概要を説明したもので、歳入面では「現状財源の精査に加えて、県に対する東電寄付金の柏崎市への配分、合併特例債による基金造成の活用、使用料・手数料の見直し、フロンティアパーク分譲による増収」を挙げた。歳出では「福祉・教育などは市民生活に大きな影響が出ないよう配慮する」とする一方、全分野で経費削減の工夫をするとしたほか、「定員適正化計画を基本に職員を15年度までに市町合併時より200人減らす。自分の給与を削減するのをはじめ、職員給与のさらなる削減なども検討したい」と言及。

(2008/ 9/ 8)

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