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3土地改良区が合併へ調印

 完成が近い市内後谷ダム、栃ケ原ダムなど国営ダムの一元管理、農業用水の公平な配分を目指して、柏崎土地改良区(与口勝郎理事長)、西山町土地改良区(三富佳一理事長)、刈羽村土地改良区(安達正昭理事長)の合併予備契約調印式が26日、柏崎ベルナールで行われた。3土地改良区は今後、総代会で合併の議決を行い、設立委員会を設置して来年4月1日の新しい「柏崎土地改良区」の設立を目指す。

 市内の土地改良区では慢性的な農業用水不足の解消を目指し、1990年代に国営の農業水利事業に向けた話し合いを進める中、複数の合併が実現。さらに2002年から3土地改良区でダム管理、水利の一元化のための土地改良区連合に向けた協議を開始。その後法改正もあって連合から合併構想へと転換。05年の理事長レベルによる検討会議を皮切りに、合併推進協議会の立ち上げなどの協議を重ねた。

 調印式には、小林厚司・県農地部長、河津宏志・北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所長をはじめ、3土地改良区の理事ら約80人が出席。与口合併推進協議会長(柏崎)はあいさつで、先人が苦労した農業用水供給システムの維持管理、用水不足の解消を目指した取り組みの歴史に触れながら「公平な水配分、管理一元化で経費の節減を図り、将来にわたって農業用水を供給し、農地を守っていきたい」と決意を込めた。

(2008/11/27)

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