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学校給食週間(19―23日)が全国でスタートし、市内の各共同調理場などで記念の献立が登場している。中央地区第2調理場でも特別メニューを通して、児童生徒たちに「感謝」の大切さを呼びかけている。
学校給食は1889年、山形県鶴岡市の寺で貧しい家庭の子どもにおにぎりと塩ざけの昼食を出したのが始まりといわれる。第2次世界大戦後、食べ物がなく、栄養失調状態の日本の子どもに世界中から食料品が贈られ、学校給食として出された。週間は感謝の気持ちを忘れないでほしいと設けられた。
第2調理場では、給食の始まりについて子どもたちから知ってもらうとともに、郷土料理などを味わい、健康について考えてもらおうと、今年の企画を考えた。週間初日の19日は最初の給食にちなみ、梅干しとノリのセルフおにぎり、ホッケの塩焼き、みそ汁の献立だった。
配食校のうち、柏崎小(渡辺隆樹校長、児童数482人)の6年2組のクラスで、森田榛楓(はるか)さんは「給食はいつも楽しみ。作ってくれた人に感謝しながら残さないようにしている」、三井田篤志君は「給食はいろいろなメニューがあって楽しい」とはしを進めた。
このクラスは全校で行った給食残さないキャンペーンで銀賞、給食マナーキャンペーンでは銅賞に。クラス内にはこのキャンペーンを行った児童会の「食事で健康委員会」の委員長を務める木村静子さんもおり、「給食を感謝の気持ちでちゃんと食べてほしい。出かけた時のためにマナーも心がけてほしい」という。
(2009/ 1/20)
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