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西之入で「仙人菊」苗植え作業

 市内石曽根・西之入でこのほど、地域の人たちが「仙人菊」と呼ぶ食用菊の苗植え作業を行い、秋の開花に期待した。

 西之入町内会(矢代武町内会長)では中越地震復興基金メニューを活用し、休耕田を14アールの畑に復活。一昨年から伝統野菜のサトイモ「土垂(どだれ)」や「仙人菊」を栽培している。

 「仙人菊」は標高の高い場所で白く細やかな花弁をたくさんつけることから、「仙人の白いひげのようだ」としてこの名前で呼ばれる。戦後しばらくまで、集落の多くの家で栽培していたが、近年は田のあぜでわずかばかりが育てられていた。

 菊の花は10月下旬に咲き、3杯酢や天ぷらで食べたり、「さっと湯通しし、かつお節としょうゆで食べるのもおいしい」と集落の人たち。中でも、みそ漬けにしたものをお茶漬けにすると菊の香りがいっぱいに広がり、「幸せな気分になれる」とのこと。

(2009/ 5/25)

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