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企業向け防災キャンプ。参加者は災害に備え、テント設営などを学んだ=11日、柏崎・夢の森公園 (2024/09/13)
丘江遺跡から見つかった弥生時代後期の住居跡=11日、市内田塚3 (2024/09/12)
樹上にある柿の実を固体アルコールの入った袋で覆う組合員=10日、市内 新道の柿栽培団地 (2024/09/11)
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原発「地域の会」が安全対策強く求める
東京電力柏崎刈羽原発を地元住民で監視している「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」(新野良子会長・委員24人)が23日、東日本大震災による福島第一原発の事故を受けた臨時会を柏崎原子力広報センターで開いた。東電と経済産業省原子力安全・保安院から説明を聞いた後、委員が所感を述べ、福島原発が想定を超える津波に襲われたことから、柏崎刈羽原発で同様の事故が起きないよう、最悪の事態を想定した安全対策を強く求めた。
委員からはこれまでの原子力政策への批判も相次いだ。「住民にあれだけの避難の犠牲を強いる原子力発電は何だったのか」「放射能汚染や被ばくの責任は国と東電にある」という追及の声が上がり、「柏崎刈羽原発の設置許可が本当に正しかったのか考える必要がある」とただす意見が出た。一方で「原子力発電が必要という立場は変わらない」との主張もあり、柏崎刈羽原発の運転をめぐっては「すぐに止めて安全性を見直すべき」「電力不足の危険があるので発電してほしい」と賛否が交錯した。
(2011/ 3/24)
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