いよいよ今年も終わりとなる。この1年間、カメラを持って道ばたの小さな花を追いかけたりしていたが、あっという間にまた墨絵のような白と黒の世界がやってきた。赤松の幹も今日は白い。吹雪のあとのちょっとした雪の止み間である。 平穏無事だったという年はないのが普通であるが、今年はまた特別忘れがたい年になった。 新しい年が平和で、皆が未来に向かって希望を抱いて進んでゆけるような、そんな年であって欲しいものである。
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