ミゾソバ
2005.10.31記
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2005.10.28撮影

  ミゾソバとママコノシリヌグイは、混同して同じものと考えている人が結構多いのではなかろうか。恥ずかしいが、見分けにくいようなものもあり、自分でも怪しいものだ。。
  ママコノシリヌグイの茎や葉柄には逆向きのするどい刺がある。この草で継子のお尻をぬぐうという発想、昔の人は嫁とか継子というと、いじめるのが当然とばかり、いじめ方に工夫を凝らしていたようだ。名前については、茶目っ気も多分にあると思うが、よくもこんな名前を思いついたものである。
  さて現代は、言葉だけはすぐに差別用語だとか言って騒ぐのであまり意地悪っぽい言葉は使われないかも知れないが、現実は継子どころでない、自分自身の子どもを傷つけ虐待する親がいたりするなど、世相は昔以上に深刻になっているのではなかろうか。

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