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えんま通り商店街がまちづくり構想策定へ

 中越沖地震で多くの店舗が損壊した「えんま通り」(市内旧本町7丁目)の再生に向け、復興協議会(中村康夫会長)が11日、東本町2振興会事務所で全体会議を開いた。2大学・2研究機関による「支援する会」の協力を得ながら、震災1周年を目指し、まちづくり構想の策定へより具体的な一歩を進めた。

 同協議会は、えんま通りを中心にした周辺地域を、安全で快適な魅力あふれるまちにするため、この地域にかかわる居住者、土地・建物所有者、占有者で構成。行政と協働で復興まちづくり計画を策定し、計画実現に向けた方策を検討する。当面は月2回程度の全体会議を開き、先に作成した復興ビジョンの振り返り、模型を用いたワークショップ、グループごとの検討を行い、構想策定を目指す。

 こうした活動に、震災直後からかかわる新潟工科大田口研究室をはじめ、阪神大震災、中越地震の被災地の復興、全国の町並み形成などに実績のある早稲田大佐藤研究室、同大都市・地域研究所、アルセッド建築研究所が専門家の立場から「支援する会」を構成した。

 11日の会議で中村会長(48)は「愛すべきえんま通り商店街を復興し、柏崎で、全国で一番いいまちに私たちの力でしていきたい。一枚岩になって、このまちをよくするために力を貸していただきたい。素晴らしいチームによるプロジェクトができた。震災1周年の7月16日をゴールに、具体的な構想を策定したい」と呼び掛けた。

(2008/ 5/12)

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