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市が児童クラブの時間拡充、使用料値上げへ
市議会12月定例会は12日から常任委員会審議に入った。初日の厚生委員会で当局は児童クラブについて、保護者から強い要望のあった開設時間の拡充を行う計画であることを報告した。併せて月額使用料を現行の3000円から5000円に改定したいと述べた。実施は周知期間を考慮し、2009年7月1日から。
市内の児童クラブは1991年に比角地区で開設されて以来、これまで14カ所で開設されてきた。共働き世帯の増加、子どもをめぐるさまざまな事件がきっかけになり、利用者数は07年度は538人を数える。特に、半田、田尻地区では2施設に分けての運営を余儀なくされている。
委員会では当局が「利用者の増加で使用料収入は増加しているとはいえ、指導員の経費の増加や、国・県の補助基準が抑えられる中で市財政負担も大きくなっている」と現況を説明。また、07年度から長期休暇の早朝受け入れを実施しているものの、さらに保護者から開設時間の拡充の要望が多く寄せられているとした。
開設時間は現在の午後6時までを30分間延長し、6時半までにする。これまでにも午前8時半から行っていた土曜日の開設、新たに予定する学校の行事などによる振り替え休日は、いずれも午前7時半からの早朝受け入れを実施するとした。
(2008/12/12)
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