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飯塚邸修復には3億円必要

 市議会12月定例会の総務常任委員会が17日開かれ、中越沖地震で被災した市史跡・飯塚邸(市内新道)について、修復には約3億円かかるという調査・検討状況を当局が報告した。多額な経費が試算されたため、対応の結論は出していないが、飯塚邸は文化・観光面で貴重な財産であることから、財源を検討して何とか修復する方向で進めたいとし、その場合、来年2月定例会に修復計画を提出する考えを示した。

 飯塚邸は中越沖地震により建物が大きくゆがみ、壁が崩落するなど甚大な被害を受けた。今年6月から9月まで専門業者に調査を委託し、その結果を踏まえ、中間報告として委員会に状況を説明した。

 調査では広範囲に建物の沈下も見受けられるなど改めて被害の大きさを確認。修復には全解体または半解体での工事や地盤改良などが必要で、5-8年程度の工期が見込まれる。最も被害が大きかった勝手棟・奥茶室棟は復元しないと想定して経費を積算した。

(2008/12/18)

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