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次々と顔を出し始めた早春の使者・フキノトウ=市内西本町2 (2025/01/11)


ハクチョウの親を追いかけて泳ぐ幼鳥=6日、市内西山町長嶺 (2025/01/10)


180年前から伝わる寄せ木造りの天神さま。縁起物の干し柿、サケの一のひれなどが供えられた=市内西本町2、丸小鮮魚店自宅 (2025/01/09)

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大泉寺仁王門の修復終わる

 中越沖地震で大きな被害を受けた市内大清水、大泉寺の仁王門(市文化財指定)の復旧工事が昨年暮れまでに終了した。同寺の震災関係の建造物被害修復はこれですべて終わり、この後は田上町で修復中の金剛力士立像の1つ、阿形(あぎょう)像の完成を待つばかりとなった。

 仁王門は室町期の特長を示す三門一戸の八脚門で、寺伝によれば1579(天正7)年、上杉景勝の建立といわれる。内部には「稲刈り仁王」の伝説で知られる金剛力士立像(仁王木像)2体が安置されてきた。震災で仁王門は土台から柱が落ち、全体に傾くなど被害を受けた。また、一対の像のうち、特に阿形像の被害が大きかった。

 復旧工事では、土台を元に戻し、はりを入れた。1994年以来、15年ぶりにかやぶき屋根の吹き替えも併せて行った。

(2010/ 1/22)

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