PHOTOニュース

水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

>>過去記事一覧
中越地震復興支援で300人がコンサート

 中越地震の復興支援チャリティーコンサート「柏崎から送る心のハーモニー」(同実行委員会主催)が14日、市民会館大ホールで開かれた。「繋(つな)ぐ」をテーマに、市内外の音楽仲間ら約300人が出演し、メッセージを奏でた。演奏に加え、初めての企画として高校・大学生の実行委員が被災者らの体験を取材した朗読が行われた。

 コンサートは2005年1月、実行委員長である柏崎総合高校吹奏楽部顧問・堀内一徳教諭の提案で始まり、今年は3回目。常盤高校吹奏楽部のステージドリルで幕を開け、中学、高校、大学生、一般による吹奏楽、混声合唱などが続いた。ゲスト出演の黒坂黒太郎さんのコカリナ、金野紗綾香さんのフルート演奏が場内にしみわたった。

 途中、「私たちのふるさと、復興への歩み」として、被災者らを取材した朗読が行われた。旧山古志村の酪農家の朗読では「仮設住宅で暮らす人たちを助けたい」、小千谷市塩谷の救援に入った陸上自衛隊高田駐屯地の隊員からは「地域の団結、きずなの深さを知った」とメッセージが託された。取材を通し、実行委員は「震災の体験を風化させないことを学んだ」と語った。

(2007/ 1/15)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。