花粉症は花粉(アレルゲン)が目や鼻の粘膜に接触することでアレルギー症状が現れることです。
人は外部の異物(細菌、ウイルス)や異常な細胞が発生したときに、体の中に抗体を作り異物や異常細胞を排除する免疫機能を持っています。免疫は本来、人にとってプラスの働きをするはずですが、時と場合によってはマイナスの働きをして病気をおこします。これがアレルギーです。
花粉症の薬物治療
花粉症の症状が出たら対症療法をきちんと行います。
当院では、抗アレルギー薬の点眼薬、点鼻薬及び内服薬を処方しています。
抗アレルギー薬
かゆみを引き起こすヒスタミンの作用を直接ブロックする。ヒスタミンの増加を抑える(効果が現れるまでに二週間くらいかかります。)
副腎皮質ステロイド
ステロイドは非常に強力な症状の改善効果がありますが、副作用も強いので長時間の使用はあまり好ましくありません。