近視の場合
黒板の字が見えにくいなど、日常生活に支障をきたすようであれば眼鏡をかけましょう。
眼鏡をかけることで近視が進みやすくなることはありません。
近視の進行は身長や体重と同じで個人差があります。
遠視の場合
見えにくい状態のまま矯正せずにいると、視力の発達が止まり弱視になる可能性があります。
強い近視があると、ものをはっきり見ようとして過度に調節するため、目が寄って内斜視になることもあります。
遠視があると、目が疲れやすい、落ち着きがない、飽きっぽい、見にくそうにするなどの症状が現れることが多いです。
弱視の場合
乳幼児期に眼の病気、強い近視、斜視などがあると視力が正常に発達しません。
これを弱視といいます。
弱視の治療は6~7歳までに行わないと効果がなくなってくるため、早期発見が重要です。
三歳児検診や学校検診で視力低下を指摘されたら早めの受診をおすすめします。