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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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鵜川神社の大ケヤキで修復工事

 市内新道の鵜川神社(箕輪正邦宮司)でこのほど、境内にある国指定の天然記念物「大ケヤキ」の修復工事が始まった。

 ケヤキは樹齢1000年と推定され、1930年、天然記念物に指定された。しかし、長年の風雪被害に加え、幹にキノコが寄生して内部が腐食。98年秋の台風被害で日本樹木医会北陸総支部が診断を行った。99年度から雪対策などで主幹の上部に屋根をかけるなどの修復を3カ年で進め、土壌改良や栄養剤注入をした。土が踏み固められて根元が圧迫されないよう、すのこ状の木道を設置した。

 中越沖地震では支柱で支えていた幹に亀裂が入り、応急処置で撤去。今回は枯れ枝を切り、腐食部を除去、殺菌し、雨水が入らないよう銅板をかぶせる。今月上旬までに本体工事を終え、秋に土壌改良で溝を掘り、有機肥料を現状の土と混ぜて埋め戻す。

(2008/ 8/ 2)

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