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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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2大学と地域の連携考える初懇談会

 新潟産大、新潟工科大の2つの4年制大学が立地する柏崎で大学と地域との連携を考える懇談会が1日、柏崎商工会議所で初会合を開いた。

 メンバーは地元産業界、教育界、有識者の15人。オブザーバーは市と両大学。18歳人口の減少と大学の増加で2008年度入試では私大の5割弱が定員割れとなり、地方大学の経営環境は厳しさを増している。産大では2000年度から、工科大では07年度から定員割れが続く。一方、1992年春以降、両大学で計約6400人の就職者のうち、柏崎地域への就職は390人。出身者の約3割に当たる202人と、出身者以外の188人が柏崎地域に就職した。

 懇談会で産大は学部改編、教職員削減など経営改革の取り組みを挙げ、「入学定員160人の確保が最重要課題」とした。工科大は建学理念の推進と大学改革を目指す中期計画を08年度から5カ年でスタートしたとし、「県外の私立工科大と戦っている」と述べた。

 意見交換では出身者以外の管内就職、産大が持つ中国との人的ネットワークの潜在力を評価する声があった。産業界は産大に「入学者の減少に合わせて定員を減らすのではなく、積極的なビジョン、高い目標を」「大学の特徴、地域、商店街、産業界との接点が少ない」と注文をつけ、両大学に学生の体力、職業に直結する資格選定を求めた。

(2008/ 8/ 2)

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