PHOTOニュース

手作りのペーパーフラワーなどを飾り付けたオレンジロード=新潟病院の中央廊下 (2023/09/22)

電気保安功労者の経産大臣表彰を受けた協同電設の山田秀和社長=市内安 田の同社 (2023/09/21)

市展の開幕を前に、各部門で慎重に行われた作品審査=19日午前、ソフィ アセンター (2023/09/20)
>>過去記事一覧
故「官親房」さんの小説集発刊
市内加納の清瀧寺住職で、柏崎日報への投稿でも知られた故・志田憲弘さんの小説を1冊に集めた「松籟(しょうらい)」がこのほど刊行された。志田さんは「官親房」のペンネームで文学作品を書きため、2006年、76歳で亡くなった。07年に妻テイさんの手により、故人の短編を集めた「叛ニャ心経」が出版されたが、憲弘文学≠ヘ純文学にあるという文学仲間の巻口省三さん(76)=刈羽村正明寺=と、高柳中教員時代の教え子でもある中西國威さん(69)=新潟市大島=の2人が小説集発刊を企画した。作品の多くは同人誌「北日本文学」に掲載されたもの。散逸した初期の同誌を求めるのに苦労があったという。
「松籟」はA5判357ページ。「県民文芸」1973年度県芸術祭賞を受けた「慶讃法要」や第10回新潟県同人雑誌連盟賞受賞作「木並の犬」など9編を収録した。題名の小説「松籟」は、出雲崎町などを舞台に男女の愛憎を描いたこん身の力作だ。
市内書店で販売中。定価2500円。問い合わせは志田テイさん(電話27-2543)へ。
(2008/ 8/19)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。