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開催中の収蔵資料展「むかしのくらしと道具―子ども時代を支えたモノたち―」=市立博物館 (2025/01/17)


演奏者も来場者もホールの音の良さを満喫したピアノリレーコンサート=12日、アルフォーレ大ホール (2025/01/16)


郷土玩具の歴史を学びながら、三角だるまの絵付け体験を楽しんだ参加者=11日、ソフィアセンター (2025/01/15)

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米山地区コミセンで「いんころ作り」

 市内米山地区コミュニティ振興協議会(茂田井信彦会長)が「いんのこ朔日(ついたち)」の1日、同地区コミセンで「いんころ作り」を行った。親子ら30人余りが集まり、手のひらにのるほどの十二支の縁起物を完成させた。

 同地区では昔、どこの家でも十二支の動物を形取った「いんころ」を作り、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)など1年間の無事を祈った。しかし、長い歳月を経て、その風習が途絶えたことから、子どもたちに伝統行事を体験してもらおうと復活し、今年で27回目。インターネットで県外から開催の問い合わせもあった。

 参加者は、地元に住む菓子職人の金子豊さん(56)から説明を受け、縁起物作りに取り組んだ。白い粉を練った後、形を作り、目や尾に当たる部分などに赤、黄色、緑などの色を付けたり、小さなハサミを使って切れ目を入れたりしながら、1つひとつていねいにえとを仕上げた。

(2009/ 2/ 3)

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