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「下田歌子とその時代」をテーマにしたロビー展。説明する久保貴子・下田歌子記念女性総合研究所専任研究員(中央)=市内諏訪町、キーン・センター (2023/06/08)


3年がかりの修復を終え、寺に戻った市指定文化財「涅槃像」の開眼式= 4日、市内若葉町の極楽寺 (2023/06/07)


「クリーンデー柏崎」。地域緑化を目指し、子どもらに交じり、桜井市長も手伝って花苗を植えた=4日朝、市内米山台2の御殿山公園 (2023/06/06)

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「原発再開危険」と県民集会

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の運転再開は危険だとして、「これでいいんかね柏崎刈羽原発」と呼び掛けた県民集会が24日、産文会館大ホールで開かれた。地元反原発3団体、県平和運動センターなどでつくる実行委員会が主催し、約300人が参加した。

 主催者を代表して「原発からいのちとふるさとを守る県民の会」代表の和田光弘弁護士は「問題を皆さんと共有して柏崎刈羽原発の今後を考えていきたい」とあいさつ。地元の情勢を報告した長世憲知刈羽村議は、26・27日に柏崎で開かれる原発耐震安全性の国際シンポジウムを、運転再開を目指したものとして抗議の姿勢を示した。

 問題提起では、地元3団体の武本和幸さんが柏崎刈羽原発の地盤について「地震で3号機が特に隆起したのは敷地内の断層が動いたからではないか」「地震前も地震後も建屋の地盤が変動している」とし、「強固な岩盤に造ったはずの原発でこんなことが起きるとは」と批判。山口幸夫・原子力資料情報室共同代表は「地震の大きな力で設備の内部に残ったひずみは調べることができない」と危険性を指摘した。県内外から連帯のあいさつがあり、原発をやめることが熱っぽく訴えられた。

(2008/ 2/25)

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