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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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「原発再開危険」と県民集会

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の運転再開は危険だとして、「これでいいんかね柏崎刈羽原発」と呼び掛けた県民集会が24日、産文会館大ホールで開かれた。地元反原発3団体、県平和運動センターなどでつくる実行委員会が主催し、約300人が参加した。

 主催者を代表して「原発からいのちとふるさとを守る県民の会」代表の和田光弘弁護士は「問題を皆さんと共有して柏崎刈羽原発の今後を考えていきたい」とあいさつ。地元の情勢を報告した長世憲知刈羽村議は、26・27日に柏崎で開かれる原発耐震安全性の国際シンポジウムを、運転再開を目指したものとして抗議の姿勢を示した。

 問題提起では、地元3団体の武本和幸さんが柏崎刈羽原発の地盤について「地震で3号機が特に隆起したのは敷地内の断層が動いたからではないか」「地震前も地震後も建屋の地盤が変動している」とし、「強固な岩盤に造ったはずの原発でこんなことが起きるとは」と批判。山口幸夫・原子力資料情報室共同代表は「地震の大きな力で設備の内部に残ったひずみは調べることができない」と危険性を指摘した。県内外から連帯のあいさつがあり、原発をやめることが熱っぽく訴えられた。

(2008/ 2/25)

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