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スクールバンド合同演奏2年ぶり

 柏崎市・刈羽郡中学校吹奏楽連盟(会長・佐藤正人南中校長)が11月29日、南中でスクールバンド合同演奏会を開いた。各校が日ごろの練習成果を発揮し、息の合った音色を会場に響かせた。

 演奏会は、中越沖地震で中止となり2年ぶり、32回目の歴史をつないだ。従来の会場だった旧市民会館が地震で被災し、使用不能となったため、同校体育館での開催となった。

 開会のあいさつで佐藤会長は「体育館での演奏だが、柏崎刈羽の子どもたちの音楽に対する熱い思いは届くものと確信している」と述べ、小林市教育長は高柳中吹奏楽部の今夏の健闘をたたえた上で「皆さんの努力の結晶を美しい調べにのせて表現してほしい」と呼び掛けた。

 最初に出演全14校、約200人による合同演奏「サンライズマーチ」で幕を開けた後、各校が得意のレパートリーを次々と披露した。会場では生徒や保護者らがじっくりと演奏に聴き入り、盛んに拍手を送った。

(2008/12/ 1)

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