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柏崎演劇研究会が大臣表彰

 市内に60年余りにわたって、演劇文化の灯をともし続けてきた柏崎演劇研究会(長井満代表)がこのほど、地域文化功労者として文部科学大臣表彰を受けた。全国の演劇団体の受賞は柏崎劇研を含め、わずか4団体。文化継承への弾みとなった。

 この表彰は、長年にわたって地域の文化振興に功績のあった個人・団体をたたえているもので、本年度の功労者の総数は全国で72個人・17団体。このうち、県内では柏崎劇研のほか、1個人・1団体が対象になった。

 柏崎劇研は1945年暮れに発足し、翌46年に菊地寛作「乳」で初舞台を飾った。市内外、海外公演などこれまでの公演数は延べ500回以上。社会派の舞台に取り組み、柏崎の文化史に輝かしい伝統を築いてきた。現在の会員は高校1年から70代まで新人、ベテラン25人をそろえる。

 長井代表は「創設以来、これまでの63年間の活動が認められた。すでに亡くなった諸先輩方の活動が表彰につながったものと考える。大変名誉なこと。表彰を機に、地域の演劇文化の発展のため、微力だが、楽しみながら一層活動を進めたい」と語り、受賞の喜びを皆でかみしめた。

(2008/12/13)

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