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両陛下が避難所で励ましの言葉

 天皇、皇后両陛下が8日、中越沖地震の被災地お見舞いのため、被害の大きい柏崎市と刈羽村を訪問された。両陛下はこの日、ヘリコプターで市街地や東京電力柏崎刈羽原発を上空から視察された後、臨時ヘリポートの市陸上競技場に降り立たれた。大勢の市民らが待ち受ける中で、市内の避難所の1つ、柏崎小校内に入って行かれ、地震発生直後から避難生活を続ける住民の声に耳を傾けた。両陛下から励ましの言葉をかけられ、住民の中には目頭を押さえる姿もあった。

 両陛下の来柏は2003年6月以来4年ぶり。同校玄関では会田市長が倒壊家屋など地震被害の写真の説明を行い、両陛下は深くうなずきながら聞き入った。続いて、同校校内のコミュニティデイホーム「はまなす」などに設置された福祉避難所を訪問された。

 現在は、避難の高齢者のうち、介護の必要な人など27人がいる。両陛下はベッド横にひざまずき、「地震はびっくりされたでしょうね」「暑くなるから気をつけてくださいね」などと声をかけられた。高齢者の1人は「私どもにまで気を配っていただき、ありがとうございます」と何度も手を合わせ感謝した。

(2007/ 8/ 8)

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