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中通小児童が学校の歴史を歩いて学ぶ
今年で創立30周年の中通小(矢嶋繁子校長、児童数62人)は4日、全校遠足で旧校舎などを訪ね、学校の歴史を学んだ。
同校は1980年4月、当時の中通小と五十土分校、吉井小を統合し、現地に新設開校した。遠足のコースは、同校を出発し、旧校舎跡地、曽地峠の明治天皇休憩跡地、成沢地区を通り、旧五十土分校までの往復約12キロ。全員が30周年に合わせてつくったオレンジ色の記念Tシャツ姿で、バックプリントは、校章の周りに花をちりばめた図柄と、今年の目標「めざせ あいさつ 日本一」の文字。
遠足では、6年生が1年生の手を引きながら上り坂を一緒に歩いた。旧五十土分校(現中通コミセン東部分館)では、猪俣正・五十土町内会長(77)が「当時の分校の名残があるのは、この体育館だけ」などと語り、本校になかったプールがあったことや、ピーク時で約100人の児童がいたことなど統合前の分校の様子を伝えた。
(2009/ 6/ 5)
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