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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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柏工で全校挙げて防災教育

 2009年度から防災エンジニアコースが新設された柏工(小杉克彦校長、生徒数461人)で17日、地震と火災を想定した避難・消火訓練が行われた。

 同校は09年度、特色ある学校づくりを進める県教委の「オンリーワンスクール推進事業」の指定校になった。中越沖地震では施設・設備が被害を受け、周辺住民の避難所になっている。新設の同コースでは、災害時の電気・情報通信の確保などに加え、防災技術・知識の習得、地域貢献ができる人材の育成を図る。オンリーワン事業指定では、全校挙げて防災教育に取り組む。

 訓練は放送による地震音を合図にスタート。生徒は教室で待機後、火災発生の想定でグラウンドに避難した。発煙筒がたかれ、非常ベルが鳴り響いた。避難確認後、市消防署員は講評でハンカチ、タオルで口をふさいで逃げる心掛けを求め、「救助袋の使い方を覚えておけば、自分も人も助かる。消火器などを使い、消防車到着まで自分たちの学校を守ろう」と呼び掛けた。

 1、3年生はグラウンドで消火器を使った消火訓練、2年生は救助袋を使って3階からの降下訓練を行った。2年のクラス代表は3階廊下の設備カバーを開いて窓に救助袋をセットし、地上へ降下。他の生徒は屋外で見守った。降下した男子は「1度経験しておくと、次は慣れると思う」と話していた。

(2009/ 6/18)

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