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防災交流会で行われたパネルディスカッション。「高齢者等避難における 日頃からの地域と福祉の連携」をテーマに、それぞれの立場から語った=26日、産文会館 (2023/11/28)


柏崎小創立150周年記念式典で、来場者にさらなる成長を誓う全校児童 =25日、アルフォーレ (2023/11/27)


青少年健全育成大集会の講演で「放牧型共育」を呼び掛けた三谷教授=市 民プラザ (2023/11/25)

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復興公営住宅で初の避難・消火訓練

 中越沖地震を受けて、今年8月に新生活がスタートした市内駅前2の復興公営住宅1・2号棟(60世帯)で21日、初の避難・消火訓練が行われ、落ち着いて行動することなど、万が一の際の心得を胸に刻んだ。22日には3・4・5号棟でも訓練がある。

 駅仲通り町内会自主防災会(猪爪賢一会長)と市、消防、警察など関係機関が協力しての取り組み。午前9時半に1号棟3階から火災が発生したという想定で、館内放送が流れると、入居者が避難を開始。高齢者が多い住宅だけに、市の相談員や職員が誘導し、車いすを押したり、担架でお年寄りを運ぶなどした。班長が入居者の安否を確認し、町内会長に報告。この日は体調のすぐれない人などを除いて、30世帯が避難を体験した。

 続いて、水消火器を使って消火訓練。市消防本部予防課の今井義則予防係長は「こっそりと消そうとしない。恥ずかしがらずに、大きな声で火災を知らせる」「初期消火は大切だが、『消せない』と思ったら落ち着いて避難する。安全が1番」とアドバイスしていた。

(2009/10/21)

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