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水球の日本選手権に出場するブルボンKZ男女の壮行会=9日、まちから (2024/10/10)
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刈羽節成きゅうりが佐久市で栽培半世紀
柏崎生まれの刈羽節成きゅうりが長野県佐久市で半世紀もの間栽培され、「刈羽(かりは)きゅうり」として「信州の伝統野菜」になっていた――。同市から3日、柏崎市役所に収穫したばかりのキュウリが届き、分かった。柏崎産に比べて短く、太めだが刈羽節成の特徴をよく示す。刈羽節成きゅうりの会・にしなか菜々彩(なないろ)工房の堀愛子代表(69)は「柏崎で栽培が途絶えていた間も遠く離れた地で続けられ、郷土食も生まれていることに驚いた」と感動の面持ちだ。
刈羽節成は明治末に、市内橋場町で品種改良され、戦後しばらくまで国内はもとより、北米や中国に種が輸出され、地域経済を潤した。1968年に採種組合が解散し、市内では栽培されなくなったが、2008年に種苗会社に種が保存されていたことが分かり、西中通地区で栽培が復活した。
(2011/ 8/ 4)
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