ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
NHKの特集を見て何となく雰囲気はわかっていたのである程度面白く読むことができたが、そうでない場合には難解であると思う。
ただ、ポアンカレ予想の解決に向けて、数学者たちの人生をかけた取り組みは非常に興味深い。
ただ、「天才数学者たちが挑んだ最大の難問―フェルマーの最終定理が解けるまで」に比べると、読み終わった爽快感はいま一つといったところ。
それは、結局、数学者ペルリマンについての謎が何一つ解決されていないところからくるのではないかと思う。
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